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謹んで新春のお慶びを申し上げます

一昨年暮れに父が脳梗塞で倒れ、昨年年初は正月どころではなく、冷たい雪が体に染みる日々でした。父は一命をとりとめ退院もし、現在は自宅で介護保険のお世話になりながら生活をしています。介護保険制度にはいろいろと不備が指摘されていますが、家族の立場からはありがたい制度であり、今後加速する少子高齢化社会において利用率の急増による制度破綻の懸念さえ出始めていることには実感を伴ってうなずいているという次第であります。

少子高齢化社会といえば、その責任のいったんを感じながらも、人にはどうしようもできないこともあるのだと達観致し、できることから始めていくしかないと考えています。本年も変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。

2006年元日

 

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エコプロダクツ展

今年もエコプロダクツ展が終了した。(12/15~17)

今年の印象がこれまでと特段変化した、ということもなく、相変わらず同展には主として

①大手企業のエコ度のパフォーマンス
②NPOなど草の根活動グループの展示
③環境・健康にやさしいものづくりをしている企業・個人の出店

が見受けられ、ビジネスとしておもしろいものはないか、との観点で覗きに行くとそれほどの成果もないかもしれないが、消費者の立場として回るといろいろと楽しいものに出会えたりする。特に商品開発をした本人がブースで説明などしていると、詳しく商品説明を聞けるというメリットもある。

さて、本当のエコプロダクツとは何か、といつも考えている。環境にやさしい、とは、ある一部でより環境負荷を与えない部品や材料を採用した、というだけでは不足する。全体感が必要だ。勿論、これは自分に言い聞かせていることです。

具体的には、オーガニックコットンの製品はまさに真のエコプロダクツだ。生産、消費、廃棄における過程で負荷をかけていない。かなり普及してきたが、当初はこれこそ、ロングテールで売っていた、という感がある。マーケットインの時点では、特殊な商品、という感があった。価格も高い。であるから、よほどそういう商品を求めている人でないと、購入してもらえなかったのではないか。ある人は、自分の健康のため、ある人は環境負荷の少ない商品を買いたいから、など購買活動の理由は様々である。人の価値観とも関わる。深くは人生観だったり、行動性向だったりと、いろいろな角度からのマーケティングも必要になる。

ここがトレードオフでいつも悩むところですが、経済発展の観点からは、エコのことをさておき開発行為がされてきたことにより、今の成熟した文化生活を享受している。

果たして、真のエコプロダクツでありながら、欲しくてしょうがない商品、楽しくてしょうがないサービス、ロングテールでなくメジャーになりうる商品・サービスって出てくるのであろうか、または私が知らないだけで、あるのだろうか。中国、インドの台頭などでますます環境汚染が広まることが懸念されるだけに、そんな発想をしてくれるアントレプレナーの出現を待っている。

 

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金融機関の役割について、考えました。

数年前に金融機関が軒並み不良債権問題でゆれていたとき、公的資金が注入されて、こんにちの復活に至っています。その象徴が新生銀行ではないでしょうか。もちろん、同行のばあいは日本企業が怖くて手を出せないときに外資が身軽になった同行を格安で手に入れ、文字通り新生した、といえます。大企業相手だった同行がリテールに見事に転身を図ったことは、さすがに経営陣のリーダーシップを感じます。

ところで、最近、同行の法人部に中小企業の口座開設の話を聞きに行ったところ、まず「誰かの紹介か」と聞かれ、飛込みだと話したら、新生銀行になってからは法人営業を縮小しており、かつ、中小とは原則取引をしていないといわれました。しかも、法人の窓口で30分も待たされ、担当者についに直接会うこともままならず、引き揚げてきた、という次第です。しかも、その窓口では、なぜ中小を相手にしていないかについての理論的説明を受けることなく、プロフェッショナルとは言いがたい印象を持ちました。ちょっとこれは愚痴になってしまいましたが・・・。

考えてみると、同行は国民の税金で新生した企業。なぜ国民がそれを許しているのか。それは金融は経済の動脈であり、いわば「公的」な存在であるから、と説明されていますが、その銀行が、いちばん金の工面をしてほしい中小企業をないがしろにしていていいのか。せっかく新生するのであれば、新しい審査能力を持ち、真に経済の活性化に寄与する公的機関となってほしいものです。