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金融機関の役割について、考えました。

数年前に金融機関が軒並み不良債権問題でゆれていたとき、公的資金が注入されて、こんにちの復活に至っています。その象徴が新生銀行ではないでしょうか。もちろん、同行のばあいは日本企業が怖くて手を出せないときに外資が身軽になった同行を格安で手に入れ、文字通り新生した、といえます。大企業相手だった同行がリテールに見事に転身を図ったことは、さすがに経営陣のリーダーシップを感じます。

ところで、最近、同行の法人部に中小企業の口座開設の話を聞きに行ったところ、まず「誰かの紹介か」と聞かれ、飛込みだと話したら、新生銀行になってからは法人営業を縮小しており、かつ、中小とは原則取引をしていないといわれました。しかも、法人の窓口で30分も待たされ、担当者についに直接会うこともままならず、引き揚げてきた、という次第です。しかも、その窓口では、なぜ中小を相手にしていないかについての理論的説明を受けることなく、プロフェッショナルとは言いがたい印象を持ちました。ちょっとこれは愚痴になってしまいましたが・・・。

考えてみると、同行は国民の税金で新生した企業。なぜ国民がそれを許しているのか。それは金融は経済の動脈であり、いわば「公的」な存在であるから、と説明されていますが、その銀行が、いちばん金の工面をしてほしい中小企業をないがしろにしていていいのか。せっかく新生するのであれば、新しい審査能力を持ち、真に経済の活性化に寄与する公的機関となってほしいものです。

 
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